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レース開催戦略

2018.12.11

大阪万博2025国際自動運転自動車レース構想素案

〇大阪府政策企画部万博推進室にPR。
〇鈴鹿サーキットにPR。
〇NHK第2制作センター科学・環境番組部及びNHKエンタープライズに8Kライブ放送の実現を働きかける。
〇集英社及び講談社に漫画・アニメの制作を働きかける。

自動車メーカーのレースエントリーを集めることが最も難しいので緻密な戦略を立案し着実に実行する。
大阪万博2025国際自動運転自動車レースにエントリーを集める為に2025年より前にデモンストレーション・イベントとして、サーキットで単独メーカーの自動運転レーシングカー1〜3台同時走行のタイムトライアル ・イベントを開催するなどが必要。
このトライアルには自動運転レーシングカー開発に独自取り組みする自動車メーカーとの事前交渉が重要で、対象候補はトヨタ、ニッサン、マツダ、スバル。
この戦略で重要なのはNHKへの番組制作の働きかけ。
NHKはかってマツダがル・マンで総合優勝する下馬評が最も高かった年にレース前から本番まで密着ドキュメンタリー番組を制作しましたが、筋書きはものの見事に外れました。
翌年にチャージマツダがメルセデスとの壮絶なバトルに勝利して総合優勝しました。
また、NHKはロボコン番組を制作し、国際的なイベントに発展しています。
自動運転自動車レースを事前のタイムトライアル・イベントから、本番の大阪万博2025国際自動運転自動車レースまでのドキュメンタリー番組を制作するよう働きかけ、これが動き始めれば、自動車メーカーはエントリーに必ず積極的になると踏んでいます。

レース開催の準備、実行段階での資金調達対象には協賛法人の核として自動車保険を取り扱う損害保険会社を想定しています。

1 エントリーしたレーシングカーは開催期間の最終日の前々日までレースパビリオンに展示する。
2 レースは最終日前日に鈴鹿サーキットフルコースで開催し50周のレースとする。
3 鈴鹿の観客だけでなく、レースパビリオンに8Kパブリックビューイングを設置し観覧者を受け入れる。
4 レース終了後鈴鹿サーキットで暫定表彰を行う。
5 万博開催最終日にレースパビリオンで公式表彰式を行う。

自動運転自動車レースのレギュレーション案は以下の7つの要件を満たすもの。
7つの要件
1 レース主催者によって決められた長さ、幅、高さ、それぞれの寸法以内であること。
[素案としては]
カテゴリー1は長さ3300mm以上5000mm以下、幅1400mm以上2300mm以下、高さ1100mm以上3000mm以下
2 レース主催者によって決められた同一仕様の電池のみが全てのエネルギー源であること。
[素案としては]
レース距離は300kmくらいなのでバッテリー仕様は電圧350V以下、容量60Kwh以下
3 レース主催者によって決められた走路を完全に自律走行できること。
4 レース主催者によって決められたスタート信号を完全に自律受信して走行開始できること。
5 レース主催者によって決められたフィニッシュ信号を完全に自律受信して走行停止できること。
6 完全に自律して衝突を回避して走行できること。
7 完全に自律して常に先行する自動運転自動車を追い越し走行しようとすること。

他のレースの種類として耐久レースも考えています。
自動運転自動車(ドライバーレス:レベル5)を競技車両規則で同一仕様のバッテリーを使うことと車両寸法だけを規定することを前提とし、24時間耐久レースを考えた場合バッテリーの充電も全く人を必要とせず行う非接触急速充電を行うことを競技規則に制定することになるでしょう。
いずれにしても、スプリントから耐久、様々なレースができ、コースコンディション、天候がどうであれ搭乗者がいないのですから極めてシビアなレース展開となりえます。
観客は凄まじいバトルのレースを生でTVで堪能することができるでしょう。

日本にとって自動車産業の競争力トップの座を他国に明け渡すわけにはいかないものだと思っています。そのためにも世界にそれをアッピールできるレースはとても重要だと思っています。